どういうもの
こんな感じで突発的に5月上旬から一ヶ月かけて受験してきました。
試験自体は、6月の中ごろに終了していたのですが、試験結果の発送がかなり遅い試験で、7月27日ごろに届きました。
問題は持ち帰り可能で模範解答は7月上旬公開。なので、やる気勢は自分で採点するといいかもです。さすがに日が空きすぎて、受験した記憶が飛びかけてました。
結果
4級「44/50点」 合格
3級「79/100点」 合格
なんとか間に合ったかたちでした。
ただ、80点台にはのせておきたかったなぁ、という気もしてます。答えが公開されているので、要復習ですね。
順位的には、こんくらい。
まぁ、にわかっぽい得点ですね。
勉強時間
勉強時間 = 「10時間(弱)くらい」
読書時間 = 「10時間+ α くらい」
期間 = 「5月から6月までの間、一ヶ月半」
自分は、現存12天守さえもよくわからないような状態からの学習でした。なので100城をさらうのに時間をだいぶかけてしまいました。
日本史もかなり忘れていたので、もう少し勉強をする予定でしたが、5月の中旬に左耳が 突発性難聴 になってしまい、6月になるまでの約二週間、勉強ができませんでした。
6月になると、左耳の具合がよくなり勉強を再開。ほんとうによかったです。ただ、再発する恐れがあったので、体調の面から勉強に追い込みをかけるといったこともできませんでした。
そんな一方で、一緒に受験した友人は、4級に合格し、3級におちています。
地頭にそれほどの差はないので、勉強内容が不足したり、ポイントをおさえられていないと、この時間だとダメになることもあると思います。
難易度のほどは?
日本史は薄学のため、私の「想定」と「現実」の2つをドラクエ3に例えますね。
私の想定
- 4級
「いざないの洞窟」をぬけて「ロマリア」に到達する難易度 - 3級
序盤の難所、イシス北「ピラミッド」の攻略あたり
現実(体感は、個人差があります)
ちなみに、参加者数は関西圏で100名ちょっと。
4級は、小学生くらいのキッズも数名おりました。
近い資格試験だと、戦史検定かな。比べるとだいぶ参加者数が多かった。私個人としては、戦史検定はすごく丁寧でいい試験だったので、もっと受験者が増えていいと思っています。
お城プロジェクトと城郭検定
個人的な所感として、それぞれのお城の違いを掴むのが難しいので、 城娘 の顔で分類できるのは、かなり暗記面で強いです。
なにより、一度でも関連づけをした城娘を毎日見る機会を持つのは、絶対に有利です。忘却曲線の問題です。
さらに褒めると、勉強期間中イベントで新しく追加された城娘(高取城、鉢形城)なんかは、ばっちり試験にでてきたりしました。すごい。
そのほか、世界遺産検定と比べると、あっちは、ひとつひとつの遺産の特徴が明確でした。
勉強を進めるうちに、自然と遺産の違いがわかるのですが、お城は、松本城、松江城、松山城、高松城……名前が同じに見えるのが難しかったです。このあたり、城娘は実に 浅瀬向き の記憶補強になります。顔と声で覚えていけ。
ただ、なんでもよしの万能薬ではないのです。残念ながら。
城郭の天守構造や城郭構造を覚えるのには、イマイチでした。天守が「5重n階」とか、城郭は「輪郭式」といったものですね。これは、御城プロジェクトだとパラメーターに含まれていないため、残念ながらあまり役に立ちません。 (イベントや好感度などの会話で少しだけです)
正直、このパラメーターがゲームに反映されていたら、かなりの神ゲーだったと思います。
勉強方法
検定を受けに行きます の記事でも書いたけど、以下の感じです。
まず、毎日、勉強したお城の位置に番号のぬりえをしました。馬鹿らしいのですが、これをしておくと、どの地方も偏りなく勉強できます。
試験対策の意味では、この資料に書かれていることをかなりしっかり記憶する必要がある。でも、説明は半端だったり……私は wiki もあわせて読みました。
- 作者:日本城郭協会
- 発売日: 2012/07/01
- メディア: 単行本
ただ、同じような問題が出題されたのは、100問中で消費税くらい?
にわか勢が、これだけで合格するのは、なかなかに厳しいです。
自分でお城を調べて、歴史、人物、特徴を整理していかないとまず合格できません。
- 作者:小和田 哲男
- 発売日: 2009/06/01
- メディア: 単行本
この本で特集されている22城が4級の範囲なのかとも思っていましたが、受験した感じ、そうでもなかった気がします。3級のスベリ止めですね。
感想
私のことだと、突発性難聴という、ややこしい病気にかかるのは想定外も想定外でした。運動をして、睡眠を十分とって、ほどほどに満足な日々にあっても、病のリスクは0ではないのですな。
基礎知識が、もはや中学生レベルだったので、もう少し時間に余裕をもっていてもよかったと思いました。でも、長期間やるものでもないので、今回はこの戦果に納得しています。
御城プロジェクト:RE
おもしろいです。
最後に私のアカウントをはりはり。なかなか育ってきて満足しております。
なんと、受験前は、お迎えできていなかった徳川大阪城と錦城が仲間に加わりました。大阪城に行った甲斐があったなーと。
岡豊城や湊城が出題されなかったのは、残念だったなー。おにおこ。