sh1’s diary

プログラミング、読んだ本、資格試験、ゲームとか私を記録するところ

Linux (CentOS7) のキーボード配列を切り替える注意点

キーボード配列の変更は、

  • コンソール画面のキーボード設定
  • Xorg (gdm.service) 画面のキーボード設定

これによって、設定する方法が異なっています。

Linux に不慣れだと、なんかうまくいかなかったけど、こっちのやり方だと上手くできる、みたいな記述の記事があった。 1
私も、キーボード環境は「ただひとつ」だと思っていたので、混乱した。

コンソールのキーボード配列を変更する

f:id:shikaku_sh:20190214144713p:plain:w400
コンソール画面のキーボード配列を切り替える

黒いコンソール画面からキーボード配列を(日本語に)変更するときは次。

localectl set-keymap jp106

設定を調べるときは次。

localectl status

コンソールは、「localectl」の設定を参照してる。

Xorg (gdm.service) のキーボード配列を変更する

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「X」画面のキーボード配列を切り替える

「X」の画面からキーボード配列を(日本語に)変更するときは次(どちらか)。

setxkbmap -layout jp
setxkbmap jp -model jp106

設定を調べるときは次。

setxkbmap -print

「X」は、「setxkbmap」の設定を参照してる。
「X」が示すものがなにか、実体を理解しておくとよいと思った。 2

次のコードでそれぞれの環境をテスト。

systemctl disable gdm.service
systemctl enable gdm.service

追記:コンピューターを再起動すると毎回キーボードの設定が元にもどるときは、bash の設定ファイルに切り替えのコマンドを追加します。ログインシェルと対話式シェルで実行されるファイルの流れが異なりますが、ユーザーが同じであれば「~/.bashrc」ファイルでよいかと。 3

f:id:shikaku_sh:20190408113055p:plain:w400
シェルの設定ファイルで対応

参考