Git のコミットにタグをつけておくと、GitHub なんかのサービスだと特にバージョン管理が見やすく、やりやすくなります。
タグ付けしたほうがよいタイミングが明らかにあるんだけど、うっかりつけ忘れることがあるので、やり方をまとめておきます。
master
に対して単純にプッシュし続けるようなリポジトリー管理でも、特定のバージョン(開発やリリースの区切りがよいコミット)に目印をつけておくことで、それっぽくなります。おすすめ。
タグ (tag) の使い方
1.タグをつけるとき
git tag #tagname# or git -a tag #tagname#
軽量版 (lightweight) タグと -a
を付与した注釈つき (annotated) タグです。詳細は公式を確認。多くの場合は、軽量版が利用されると思います。
2.タグを共有する(GitHub に反映する)
git push origin #tagname# or git push origin --tags
タグをつける方法は忘れないけど、共有し忘れてることがよくある。GitHub にリリースを上げたいときは、必ず共有しておくこと。--tags
をつけると、ローカルにだけ存在しているタグをまとめて転送できる。
3.タグの情報を確認
git show #tagname#
注釈つきは軽量版よりも多くの情報を出力できます。
Visual Studio からタグをつけるとき
Visual Studio だと Visual Studio Code ほど丁度良いコンソール(ターミナル)がパッっと出てきてくれません。
しょうがないので、プロジェクトに合わせたパスでコマンドプロンプトを表示します。これでタグを作ることができます。
タグ付けしてみる。
当たり前だけど git をインストールしておきましょう。
GitHub でリリースを作るとき
次の URL で新しいリリースを作れる。
https://github.com/#user#/#repository#/releases/new
git で作成したタグを選択してリリースする。ソースを zip でダウンロードできるようになる。