年末をそろそろ意識しはじめるころになったので、(予備の)キーボードをがっつり掃除したのでやり方をメモ。
- 使ったものリスト
- 1. キーボードからキーキャップを外して水洗いする
- 2. キーボードのケース・スイッチを清掃する
- 3. 洗ったキーキャップの最終チェック
- 4. キーキャップをキースイッチに戻して完成
- キーボードの基本的な周辺理解は?
汚れたキーボードの写真が出てくるので注意。
ちなみに、キレイにしたキーボードはこれ。学生時代、長く利用していました。一応、キーキャップ 1 を外せるタイプのクリーニングになります。
BUFFALO の SAVIOR キーボードは地味にロングセラーの一品。後続機種は CHERRY MX のキーキャップと互換性のあるキースイッチになったので、カスタマイズ性も高いのでキーボードがちょっと好きになってきた初心者にオススメ。
使ったものリスト
水で丸洗いするなら、上から順に重要度があると思います。
キーキャップを外すのは地味にめんどくさいので、抜き取り用の工具はやすいので購入しておくと、ちょっとだけ楽。
1. キーボードからキーキャップを外して水洗いする
最初に洗浄前のキーボードを必ず写真に一枚収めておきます。というのも、外したキーキャップをもとに戻す作業があるので、キーキャップの配置レイアウト画像にします。
洗浄後、どの程度キレイになったか確認してニヨニヨすることもできます。
はずしたキーキャップは水切りネットに入れて、水洗いします。キーボードの汚れが気になるときは、ゴム手袋をします。
- 適当に水切りネットを水にさらしながら揉み洗いする
- 食器洗い洗剤を適量あたえ、よく揉んで泡立て、水で揉み洗い
- 1と2を繰り返し、キーキャップの手垢など大部分の汚れを落とす
- キーキャップを超音波洗浄器に入れて、洗浄する
- 10~20 分くらいで水を交換する(2~3回繰り返す)
キーキャップの水洗いはこんな感じの流れです。汚れがひどい場合は、超音波洗浄器にかける水をエタノールにする・加えるとよいと思います。注意として、キーキャップは全部、水面に沈めてください。超音波洗浄器は結構なパワーがあって、ビーカーなんかでも水面でキレイにパシッと切れることがあります。
超音波洗浄器は 20~60 分程度は置いておく(水の交換はありますが)ことになるので、次の清掃を並行で進めます。
2. キーボードのケース・スイッチを清掃する
ケースとスイッチは、基本的に水洗いすることができません。なので、内部は綿棒で拭き取ったり、こびりつく汚れはブラシ(歯ブラシ)で磨きとり、エアダスターで飛ばします。
- 落とせるだけの汚れをブラシで落とす
- 水をうすく与えた綿棒・ブラシで汚れを落とす
- エタノールを与えた綿棒で残った汚れを落とす
ネジを外して、キーボードのケース内部も清掃しましたが、やはりそこまでの汚れはありませんでした。キーボードになにかふりかける事態でもなければ、そこまで必要ではないと思います。
3. 洗ったキーキャップの最終チェック
超音波洗浄器で洗い終わったキーキャップは、天日干しのようにして乾かしてもよいですが、ざっと水を切ってから、キーキャップをひとつずつ磨いたほうがキレイです。
キーキャップは、キーボードのレイアウトにあわせて分類して、グループ分けしてやるとよいと思います。
4. キーキャップをキースイッチに戻して完成
一番最初に写真をとったキーキャップのレイアウトを見ながら、キーキャップをキースイッチにつけてあげます。
スペースキーや SHIFT キーなどの大きいサイズのキーキャップは、「コ」の字のような金具(スタビライザー)がついていたら、なるべくつけてあげます。
スタビライザーの効果2
- 軸の偏摩耗を防ぐ
- キー押下で斜めになるのを防ぐ
- キー押下を全体でカバーする
きれいになりました。
最後に、キーボードが正しく動作するのかチェックしておきます。
キーボードの基本的な周辺理解は?
この同人誌がおもしろかったです。後半は自作したキーボードのリストになっていますが、前半はキーボードの周辺について、同人誌らしい細かさ・楽しさで書いてあっておもしろい。
YouTube でも、自作に限らずオタクなキーボード情報を発信されてて、(調べるのめんどくさいので)とてもたすかる。
おまけで、現在は FILCO Majestouch Stingray を使ってます。自作はしていません。ロープロファイルキースイッチのほうが好きなのですが、まだまだ数が少ない&やりづらいので。
キーボードの配列は、そこまで日・英どちらでも気にしないくらいなんだけど、「かな表示」はブスがすぎて、いただけない。
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キーボードの部位の名前は「BUILE YOUR OWN KEYBOARDs」を参考にした。↩