sh1’s diary

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AZ-900:Microsoft Azure Fundamentals の受験と合格

試験 AZ-900:Microsoft Azure Fundamentals」受験してきました。無事、合格。今年は、この試験でおわりかな。

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これで Azure の基礎はバッチリよ

合格点の 700 点に対して 910 点。けっこう取れたほうかも?
勉強期間は5日ほどなので、ある程度の IT 知識があればって感じです。


受験の目的

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関西はイベントがすくないので楽しみなのだ!

Microsoft Ignite The Tour」の参加を予定したので、おそらく話によく挙がるだろう Microsoftクラウドサービスについて、ちょっと事前にかじっておこうと思いました。

なお、「Microsoft Ignite The Tour」に参加すると、今回の試験はなんと無料で受験することも可能です。

Microsoft Ignite および Microsoft Ignite The Tour: 無料検定試験ー特典


受験前の下地

  • Azure の利用は、今回がはじめてだった
  • Microsoft Azure Training Day: Fundamentals に参加
  • GCP (Google Cloud Platform) をときどき無償の範囲で利用していた

自分は、クラウドサービスについて、初心者クラスの知識量だと思っています。実際、ひろくサービス使うわけでもなければ、有償利用するわけでもないし。

GCP のほうも、試験を受けたりしていません。GCP は無償の料金が残っている限り、1年間のテスト利用ができた。(しかも、イベント参加で数万円分の追加もあったので、のんびり利用してました)

Microsoft も現在は、無料のアカウントで1年間は Azure のサービスの一部を利用できるみたいです。(完全に利用できるテスト期間は1ヶ月のはず)

なんで、どうせ試用をするなら、ちゃちゃっと試験までやってしまおうという感じでした。タイミングよくイベント向けにセミナー開催もあったので、効率のよい時期だったと思います。


勉強したこと(イベント参加編)

まず、「Microsoft Azure Training Day: Fundamentals」に行ってきました。無料。たった1日の勉強コストだけ。

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かわいらしいサイズのオフィス

このイベントは40人~60人くらいの参加者でした。男女比は7:3くらい。スーツ私服比も7:3くらい。

Microsoft の小規模なオフィスで、朝から夕方まで有資格の講師方が(試験対策を踏まえつつ)Azure について説明してくれる感じです。とても参考になりました

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参加者にコピー・頒布禁止の資料がもらえます。内容は秘密。

今に思うと、自習編を先に終えておけば、話をすんなり・深く理解できただろうな、と。

セミナーのクオリティはさすがなので、質問すればちゃんと十分な回答が得られました。経験値を最大化するなら、先に自習かもしれません。

Microsoft Ignite The Tour といい、わりと振る舞いのよいイベントをやっているみたいなので、「Microsoft イベント / セミナー」は、今後もチェックしておくとよいかもしれません。

この時期なので、ペットボトル(小)のミネラルウォーターとオレンジジュースを無料で数を限らず飲めるサービスはすごく助かりました。(乾燥に弱い)なお、昼食は各自で好きにしてください、という感じでした。


勉強したこと(自習編)

Microsoft Learn」、公式のとおりに勉強をすすめる王道ルートでした。時間もさほどかからないのでオススメかと。

Learn を読んで、気になったポイントをメモします。太字・リストのところは、注意したりしていました。 あと、Learn は章末問題があるのもよいと思いました。

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microsoft っぽいモダンなデザインのサイト

試験範囲をみればわかるとおり、評価されるスキルの得点割合がわりと平らなんで、まんべんなくやっていた感じでした。

  • Cloudの概念の理解 (15-20%)
  • コアな Azure サービスの理解 (30-35%)
  • セキュリティ、プライバシー、コンプライアンス、信用についての理解 (25-30%)
  • Azure の料金プランとサポートについての理解 (20-25%)

やってみるとわかるのですが、案外時間を必要としません。スルッと全部おわらせることができると思います。

試験を別にして、学習として、おすすめなのは「アプライアンス」・「プロビジョニング」・「コグニティブ」とか、英語をカタカナにしただけの用語の意味を押さえておくこと。Microsoft に限らず、日本人技術者のよくわからない感性で、造語にも近い雰囲気で生み出されるカタカナ IT 用語。きらいです。

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こんな感じのメモ


その他・注意

具体的な試験内容については、機密保持契約 (NDA) によってコメントが禁止されています。ご注意ください。

Any disclosure of the exam or information related to the exam, including exam questions, answers, content, computations, diagrams, drawings or worksheets (“Exam Related Information”) is strictly prohibited. You will not disclose, distribute, copy, display, publish, summarize, photograph, record, download, transmit or post the exam or any Exam Related Information, in whole or in part, in any form or by any means now known or hereafter devised.

ところで、株式会社FIXER tech-blog の方は「簡単に問題形式の雰囲気を伝えたい」って、言っちゃってますが、こちらからは以上となります。

参考

Exam Ref AZ-900 Microsoft Azure Fundamentals

Exam Ref AZ-900 Microsoft Azure Fundamentals

  • 作者:Cheshire, Jim
  • 発売日: 2019/07/01
  • メディア: ペーパーバック